尾道市立南小学校ソーラー版画授業


この尾道市立南小学校も今年度で廃校です。目の前は海という最高のロケーションの学校です。建物は堅牢な木造建築瓦葺です。
なぜ人件費削減のために、子供たちが被害を被らなきゃならないのか。金が全てという世の中にせよ、教育だけは例外にすべきです。
「もう、ソーラー版画はでけのかのう」と尋ねる子供に、「大丈夫来年も授業はありますよ。教えに行きますからね」と笑顔でね。
作品はどんどん出来上がりました。皆元気一杯で、画面をはみ出しそうです。最高枚数は一人で5枚摺った坊やがいましたよ。
3年生5人、4年生6人でした。
中米の国の大使が、ひとりでも子供がいたら学校を建てるんですという理想、素敵です。
出来るだけ学校に長くいるということでなく、親や地域の方々と一緒にいて社会ルールを覚える社会にならないかしら。
親が長時間働かなきゃいけなくって、子供がコンビニの食事では、味気ないですね。
貧しくとも、お母さんの手料理に笑顔一杯だった中米やスペインの子供の笑顔が忘れられません。