今回のワークショップはひょうたん島に渡航する企画を含んでいる関係で、
体験参加者を20名に限定し、すでに体験参加希望者(小中高校生・
一般枠)は定員いっぱいとなっており、申し込みは締め切らさせて
いただいています。
今後もこうした野外ワークショップや、屋内でのワークショップ開催も
考えています。
ソーラー版画協会主催 ソーラー版画 野外ワークショップのご案内
ひょっこりひょうたん島でソーラー版画 −大自然の光と素材を版画に−
ソーラー版画とは ※『日光写真』ではありません。
世界的に有名な日本の版画の多くは凸版印刷ですが、ソーラー版画はエッチングと同じ凹版印刷です。エッチングは酸を使うので取り扱いが難しく有毒ガスも発生します。ソーラー版画は透明フィルムに描いた画像を太陽の紫外線を使って金属板にエッチングしますので、全作業工程において安全で、環境にも優しいものとなっています。 また金属板の上に様々な色のインクを塗り、プレスで紙に印刷するという作業では、従来の日本版画にない豊かな表現力を持ちます。 ソーラー版画の歴史は115年前にさかのぼりますが、近年のソーラー版画は新しい技術の確立のもと、ソーラー・プレート・版画として世界各国に広まりつつあります。ソーラー版画は国内では初めてという状況ですが、これまでのような輸入品に頼らず、より優れた原材料を開発してくれる国内メーカーが現れ、今年初冬にもソーラー版画用の画材一式が製品化される状況になっています。 今後は、水彩画をたしなむような感じで、室内でも野外でも、ソーラー版画を楽しむことができるようになります。
ソーラー版画協会とは 国内でのソーラー版画の普及と、より優れたソーラー版画技術を世界に広め、またソーラー版画アーティストを育て世界の美術の舞台に送り出すことを目的とします。 この趣旨に賛同する人が集まり、今年4月30日に任意団体・ソーラー版画協会を設立しました。これはNPO(非営利特定活動法人)への前身となる会で、現在申請手続き中で順調に手続きが進めば、この秋にNPO立ち上げとなります。
ひょうたん島野外ワークショップ
1. 名称・目的・主催
2. 概要 ・ 小中高校生を対象とした野外ソーラー版画のワークショップ 。 ・ ひょっこりひょうたん島に上陸し、太陽光でエッチングするソーラー版画を実体験する。インクにタコやイカの墨(すみ)も使い、画材は学生の自由な発想で海や島からも調達し、金属版にエッチング。その後、サンセットビーチに戻り仕上げを行う。 ・ 後日、サンセットビーチでソーラー版画を展示 ・ ソーラー版画の実体験はビデオ・デジカメに収録、編集して小中高校生のソーラー版画制作に役立てていく。
3. 場所・日時 場 所:ひょうたん島、サンセットビーチ 日 時:平成16年(2004年)7月25日(日) 雨天・荒天で渡航できない場合、サンセットビーチ側だけで行う。 参加費:500円(小中高校生の場合。ソーラー版画代、昼食バーベキュー他を含む)
4. 当日参加予定者
5. 日 程
1. 服装・準備品
2. その他 ・ 当日の渡航・ひょうたん島上陸ほか、ワークショップ中の保険は、当会がかけます。 ・ 渡航は、瀬戸田セーリングクラブと因島セーリングクラブの協力で行います。 ・ 当日の渡航・ひょうたん島での行動予定は、すでに尾道海上保安庁に届け出ており、万一の場合の救援等が迅速に行えるようにしています。 ・ 小学生にはスタッフから大人2名1組が選任で担当します。中高生はその他のスタッフが担当します。
3. 野外ステージの場所
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